お前が嫌い

極めてパーソナル

SSSS.GRIDMAN

SSSS.GRIDMAN(2018年)
監督:雨宮哲
脚本:長谷川圭一
アニメ制作:TRIGGER

裕太は本来ならばアカネを好きになる設定なのに六花を好きになった
グリッドマンが入り込んだ先が彼だった理由はそこだ
ここから我々は反乱分子の徹底排除が現体制の健全な運用にいかに重要であるか思い知らされる

瓶の中のビー玉の如く閉じこもったアカネという存在
解放したのは?
現実のアカネはまるで実写版六花
なんでコンピューターワールドに自身の姿に似たキャラクターを置いたんだろうね
裕太がアカネの想定通りにアカネを好きになるのではなく六花を好きになるのが重要
それは現実のアカネを肯定するのかもしれない

アクセスコード
『Special Signature to Save a Soul』
魂を救うための特別なサイン、
『SSSS』 = " GRIDMAN "
修復するヒーロー、グリッドマン
なんでも特撮版の資料によれば人心すら修復するらしい
アカネを救うヒーローは
他のどのヒーローでもなく
グリッドマンでなければならなかった
っぽいです


○ハイパーワールド
グリッドマンが元々いた世界

○現実世界
特撮版の舞台
ハイパーワールドからグリッドマンが来た
アカネの居るべき世界
そういえばEDの背景って実写でしたね

○コンピューターワールド
アニメ版のメイン舞台
ハイパーワールドからグリッドマンが来た
特撮版の戦闘もこの世界

らしい
となると、予期はしていたけど特撮版を観ないと分からない点は多いわけだな
コンピューターワールドでアカネ退場後にも拘らず存在していた大きな怪獣はアノシラスと言うらしく、これも特撮版の流れである様子
アノシラスと言えばあの怪獣少女、汚いフードを被った彼女の正体はアノシラスの2代目らしいけどよくわからん
彼女自身はアカネによって生み出された怪獣ではなく、ツツジ台が生まれるずっと前からいたらしい
アノシラスはまぁ、コンピューターワールドに元から生息していたらしいから
その2代目となれば当然アカネとは関係しないんだろう
また裕太=グリッドマンにこの世界の真実を話したのも「先代が世話になったから」とのこと
アノシラスはコンピューターワールドを修復する力を持つらしく、となれば2代目も受け継いでいるんだろうな
アカネが3次元世界に回帰して神を失った世界にはアカネに代わる存在が無ければ駄目なんじゃないのと思ったりもしたが
別にコンピューターワールドはイチからアカネが作ったわけでもない
それこそこれからはアノシラスが維持するんだろう
アンチは? アンチウイルス的な?

アカネが生み出した怪獣であり失敗作であるアンチって結局なんだったんだろう
アカネが想定した世界において裕太はアンチと同じく失敗例
同じくアカネのヒーローで
同時に、アンチの生まれた理由からグリッドマンとは敵対する
登場人物のキャラデザを見ると目の色は重要らしい
裕太もグリッドマンとして自覚したタイミングで黄色になったし、演出上注目ポイントっぽい
アンチくんの目、隠れてた右目は青
前は赤だった 傷付いて治った右目が青に変わる
グリッドマンの仲間の目の色は青で
アレクシス・ケリヴ側は赤
黄色は…六花ママが黄色なわけだが果たして

包帯の裏に隠れた青い目が顕になる最終回だった
グリッドマンは本来の姿を見せ
アカネは そして裕太も
最終回、『覚・醒』
タイトルの通り あらゆるものが覚醒
なかなか、良いアニメだったし
特撮版を観た上での2周目も面白そうだ

キャラ同士の自然な会話が素敵だった
背景の音も、曲が流れるのではなく
環境音が当たり前に鳴り続ける
その点も本作の特徴として挙がる
お陰で物語に入り込みやすかった