お前が嫌い

極めてパーソナル

たんぽぽ娘

たんぽぽ娘
作者:ロバート・F・ヤング
(Robert Franklin Young)

アメリカのSF作家、ロバート・F・ヤングの61年作、『たんぽぽ娘』を読んだ。
短編なんで、この話だけ読むぶんには時間もかからない。
こんな昔の、しかも海外の小説なんか、私は普通読まないのだけれども、読むキッカケとなったのはCLANNADだ。アニメだ。
一ノ瀬ことみちゃん関連で出てくるタイトルなのだ。『たんぽぽ娘』は。
CLANNADの中でも、ことみちゃんが「おとといは兎を見たわ、 きのうは鹿、今日はあなた」なんて言っていたけれども、これも『たんぽぽ娘』の中で執拗に繰り返されるフレーズである。

wikiで前情報として得ていたのは、その作風について。
「叙情的で優しい、気恥ずかしいほどストレートに愛を語るロマンティックな作風が特徴。」というものだった。
また、あらすじもネットで知っていた。オチまで知っていた。そんな状態で何故、あえて本を買ってまで読んだのかと問われれば、あらすじを知っただけでも異様に惹かれるものがあったからである。
それこそ、ロマンチックが止まらないお話にときめいたのである。
アニヲタ的感性をもってして、最の高だと確信して、ブックオフで、散々探して、結局なかったのでネットで買ったのだった。
やはり、特定の品を欲しいと思ったら実店舗よりもネットショッピングである。

実際に読んでみてどうだったかと問われれば、やはり最の高だった。
そうだね…ジュリー…アンにしてみれば、タイムマシンで最後の時間渡航をしてから先のマークを知らない。
若かりし頃の自分と出会い、別れたあとのマークを知らない。
不安だよねぇそりゃぁ…。しかし、最後には、ずっと抱き続けていたその不安は消えたのだから、良かったよかった。

私の買った本には『たんぽぽ娘』を含む全13編が収録されている。随時読んでいきたい。