お前が嫌い

極めてパーソナル

沙耶の唄

沙耶の唄(2003年)※ゲーム

発売元:ニトロプラス
脚本:虚淵玄

ちょっと気になったんで、動画で見れる範囲で見てきた。
ニコニコやYoutubeだとエロシーンはバッサリだけどね。
しかも3エンドあるうちの2つだけ。
とはいえ、ストーリーはゲームそのものを見なくてもネットに転がっているので何が起きるのか知っている。要は、3エンド、ストーリー自体はチェック済である。
結局、実際のプレイヤーとの差異は、エロシーンを観たか否かである。
これを見るみないでは、多分エンディングにおける感動の度合いは相当に違うものだろうけれども、まぁ、しょうがないね。
ちなみに、わたしはやはり”にわか”である故か、3エンドとも好きだったよ。それぞれにね。
でもまぁ、そうだな、強いて言えば...孵化、かなぁ。
(この記事を書いてから時間をおいたけれども…いやぁ、孵化よりもさ、あっち、名前を覚えてないけど、主人公が正常に戻るほうのエンド、あっちのが心に残っておる。)

ちなみに手塚治虫火の鳥は読んだことが無い。
が、曰く、本作のオマージュ元だそうである。
作中でも、主人公の、『火の鳥』を読んだことがあるかのような発言があったね。
事故からの生還、すると、世界が醜く見えるようになって、でも、君だけは、という。

私はね、どっかで、多分Twitterかなんかで見た誰かの言葉を思い出していた。
原文ママでないけどね、私流で書けば、
『こんな、あらゆる意味で歪んだこの社会にあって、真っ直ぐに見える人間なんてものは、その実、歪んでいるんだよ。』
という。

その言葉の解釈を極限まで引き伸ばすと、『沙耶の唄』が生まれるのかもしれない。
発狂しそうになるほど醜い世界と、美しい『沙耶』という少女。
その醜悪さこそが真っ直ぐの世界で、ただ一人綺麗。